(1)
Stirlingの公式(数学辞典、数学公式集、
解析概論(高木貞治)などに有ります)を使って,
100N^2 から50N^2 を取り出す組み合わせ数
がほぼ(π/2)^{-1/2} 2^{100N^2+1} (10N)^{-1}
であることを示しなさい。
(2)
アリスもボブも破産していない確率に
2^{100N^2} を掛けたものは、上記の組み合わせ数の2N倍よりも
小さいことを示しなさい。
(3)(1)と(2)から命題が証明できます。
ヒント:正しいレバー位置にしたら1円もらい、レバー位置を 誤った方向に動かした時1円払うと考えてください。 問題4の結果(破産までの回数の期待値がN^2であること) を用いてよろしい。